11月末から開始の時期スタンダードレギュレーションの対戦ができるということで、行ってきました。

MTジム16th【新レギュ練習会】
http://mt.matrix.jp/mtgym16/

マークAのレギュ落ちでポケモンいれかえやリーリエがなくなると、ゲームテンポが大きく変わると予想しています。
新しい対戦の肌感覚を得たかったので、大会直前でないですが。

雑感のタイトルの通り、構成は適当です。


1. 使用デッキ
テネシー州(USA)のリージョナル優勝デッキをベースに、サポートが溶接工4枚のみのミュウツー&ミュウGXを使いました。
下記リンクのリストより、3枚差し替えています。

OUT
ポケモンいれかえ 2枚
マグカルゴGX

IN
マーシャドー
Uターンボード
グレートキャッチャー

Limitlessより、1st Place Knoxville, TN Regional 2019 - Daniel Altavilla
https://limitlesstcg.com/decks/?list=3013


北米のスタンダードレギュレーションは、日本でいうところのSM5~SM11です。
日本のリミックスバウト(SM11a)以降が収録されたCosmic Exlipceは11月の発売で、大会で使えるようになるのは14日からですかね。

対象エキスパンションは日本と似ていますが、リーリエやポケモンいれかえ、ルザミーネ、エネルギーつけかえなどが使えるので、デッキの作り方がまるで異なります。
海外リストを使ってデッキを作る手間を省く狙いでしたが、そのまま使えるデッキは。

上位に多いデッキを挙げると、それぞれマークAのデッキが重要な位置にいるのですよね。
・ピカゼク → エネルギーつけかえ
・サナニンフなどのブルーの探索系 → ポケモンいれかえ、スーパーポケモン回収
・カラマネロ系 → リーリエ、ポケモンいれかえ
・ピジョン・ヤレユータン → クラッシュハンマー

溶接工タイプはマークAへの依存度が低く、転用しやすかったです。

2. 対戦成績
現在CSPによってクラス分けされ、最上位クラスはBO3での対戦です。
2連勝でクラスが上がり、2連敗でクラスが下がるシステム。

私は真ん中のクラスからスタートでしたが、上のクラスで対戦相手が不足していたらしく、初戦が上位クラス扱いの対戦になりました。

使用デッキ:ミュウツー&ミュウGX(炎)

vs ピカゼク+カプ・コケコV ○○
vs ピカゼク ○
vs オーロット&ヨノワールGX・ロトム ××
vs ピカゼク ○○
vs レシラム&ゼクロムGX・アーゴヨン ×○○
vs カラマネロ・オーロット&ヨノワールGX ××
vs アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+GX色々 ×○○

次期スタンはズガアーゴ強い説があるようですが、この日は当たりませんでした。
そしてピカゼクとオロヨノによく当たる。後者は全く勝てませんでした。

3. デッキの感想
日本視点では4エキスパンション以上※のハンデがあるデッキにも関わらず、なかなかの勝率だったと思います。
さすが優勝デッキです。そして溶接工の強さの証とも感じました。

※リミックスバウト、ドリームリーグ、オルタージェネシス、タッグオールスターズ、ソード&シールド

・サポート、ドロー周り
サポート4枚のみですが、不足は感じませんでした。溶接工以外のサポートは弱いので、無駄なカードを使わなくて済む点がストレスフリーでした。
デデンネGXやドローサーチグッズが満載で、全力で溶接工に繋いでいく動きが強かったです。

サポートの水増し要員にミュウツーが入っていますが、有効に使えた場面がありませんでした。
抜いてしまうか、ともだちてちょうに変える方がよさそうです。

・ポケモンいれかえ周り
序盤にバトル場で孤立するパターンは少なかったです。たねポケモンがミュウツーを除きにげる1ばかりで、Uターンボードでカバーできました。
中盤以降は、状態異常やオーロット&ヨノワールGXのGXワザで困る場面が多かったです。回復も兼ねてマオ&スイレンが欲しいのと、Uターンボード → エスケープボードの変更を検討すべきと思いました。
(倒されるのがTAGばかりなので、Uターンボードの回収効果も生きず)

・相手ベンチを呼ぶカード
不足感はなかったです。グレートキャッチャーがもう1枚あると便利だと思いますが、必須とは感じず。
アーゴヨンGXのベンチ狙撃込みの感想なので、普通のデッキなら増やした方が良いかもしれません。

ポケモンVが増えるとグレートキャッチャーの魅力減ですが、それでも当面は有効だと感じました。

・ワザマシン役GXポケモンたち
マグカルゴGXを抜いたのは失敗でした。終盤の詰めで、GXをワンヒットできず試合が長引きます。
そして、ソルガレオGXがサイドに行くとかなり厳しい戦いになります。BO3ならマシですが、日本でこのタイプの構築を使うなら、増量した方が安全でしょう。
(または、効果が近い別のポケモンを使う)

エーフィ&デオキシスGXのGXワザを実際に使ったのは1回だけですが、ゲームプランへの組込みや相手へのけん制で、使用回数以上に仕事をしていた印象です。
アーゴヨンGXのベンチ狙撃、および4エネ170は色々と便利でした。

4. その他雑感
・ピカゼク
エネルギーつけかえがなくても強いですね。カプ・コケコ◇とサンダーマウンテン◇による2ターン起動で、十分に仕事をしている印象です。
とはいえ、GXワザを追加効果付きで使うのは厳しいみたいです。(フレアドライブGXでTAGを倒してしまうせいもあると思いますが)
そして、新カードのカプ・コケコV強かった。全ての数字がGXより一回り大きい上に、追加効果付きの1エネワザが、TAGをエレキパワー込み2ヒット圏内にうまく押し込んできます。

・カラマネロ
7枚引く博士が出るので、使用感はあまり変わらないのでしょうね。Limitlessでデッキを調べていた時点ではマグノリア博士の存在を知らず、カラマネロを低く見ていました。

・先攻、後攻
自分で選べるときは、ほとんど後攻を選んでいました。5割以上の確率でターボストライクを使えるので。
先攻でも2ターン目に300Dのプランが取れるので、ミュウミュウならどちらでもメリットがありそうです。

対戦相手については、6~7割で後攻を選んできた印象です。

・ゲームテンポ
どのデッキも、始動が1~2ターン遅くなった印象でした。とはいえ中盤になると影響はほぼなくなっていきます。

・こだわりハチマキの不在
打点を伸ばすのが難しくなりましたが、どの相手も補う手段を用意してきた印象です。ピカゼクのように加点手段があるデッキタイプや、青天井のレシゼクが選ばれるのはそういった事情なのかもしれません。

5. 終わりに
対戦を通して、マークAがなくても対戦感覚はあんまり変わらないと思いました。
雑感に書いたように細かい気付きは色々あるのですが、高性能なポケモンで殴り合う状況が変わらないせいでしょうね。

ソード&シールドが本格公開されたあと、どうなっていくのでしょうか。

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