第6週:大会運営の話
2014年7月10日 考察 コメント (1)このテーマ連載も残り2回になりました。
対戦の話は第4週で終了し、前週は意識の違いについてお話ししました。
今週と最終週は、大会の対戦以外の部分や、現地で過ごす注意点をお伝えしていきます。
本日時点で代表選手の方には当日のスケジュールが届いているそうですが、私はまだ見ていないので反映していません。
テーマ連載の概要については、予告の記事を確認してください。
http://blog.livedoor.jp/ootsuki_mire/archives/52037719.html
いきなり国内の話ですが、昨年のバトルカーニバルは対戦が先着順だったため、早起き大会とも揶揄されました。
会場によっては朝7時から並んでもスタート時に対戦できないこともあり、対戦はもちろん体力的にも厳しい戦いでした。
今年のリザードンメガバトルは事前応募制で集合時間に会場へ行けばよく、改善が図られていました。
では、WCSはどうでしょうか?
実は、これもかなりタフな戦いになります。
WCS2013がどんなタイムスケジュールだったか、思い出してみましょう。
特に断りがない場合、マスターリーグの話です。
(マスターしか参加していないので、他のリーグは詳しくありません。)
まずDay1。LCQは9~10時に受付を行い、対戦開始は11~12時ごろです
その後Best of Three Matche(BO3)で8回戦を行い、すべて終わったのは23時ごろでした。
その間、1時間程度のお昼休憩はあったと思います。
続いてDay2、国内で権利を獲得した選手はここから参加です。
私は当事者ではないので記憶が曖昧ですが、8~9時くらいの集合だったと思います。
ここから30分1本勝負のスイスラウンドを8回戦行い、シングルエリミネーションに進む32人を決定しました。終了時間は18時過ぎだったと思います。
しかし、Day2はまだ終わりません。
そのままBO3のシングルエリミネーションを行い、TOP4まで決めてしまいます。
その場にいませんでしたが、すべての対戦が終わったのは25時過ぎだと聞いています。
ただし、ジュニアとシニアはシングルエリミネーションに進むのが16人ですから、対戦数は少なくなります。
スイスラウンドの対戦数も少ないのではないでしょうか。
Day2の対戦から解放されたのも、23時より前だったと思います。
Day3は1~2マッチするだけなので、拘束時間も集合時間も緩やかなものでしょう。
決勝戦がジュニア、シニア、マスターと別々に行われ、ステージとストリーミング放送で公開されます。
その時間を確保するために、Day2に大量の対戦を詰め込むのでしょう。
いかがでしょうか?
対戦の技量以外に、体力が必要だと思われたのではないでしょうか。
これは2013年の事例なので、2014はまた違ったものになると思います。
(スイスラウンドがBO3になりますし。)
余談ですが、時間の告知は比較的ルーズです。
大会の開催時刻は決まっていますが、対戦の開始時刻、大会の終了時刻は大きく告知されません。
せいぜい、休憩時間が何時までかアナウンスされるくらいです。紙での掲示はなかったと思います。
何回対戦をするのかも、当日アナウンスされました。
話の規模を少し落とします。
当日は様々な書類がありますので、それについて少し。
今回のメインは「体力的に大変」という点なので、記事としてはここで締めたいと思います。
次週最終回は、現地での生活についてです。
日本とアメリカ、習慣が違うのはもちろん、物理的にも意外と苦労します。
●デッキリスト
英語では、デッキレシピのことを「Deck List」と呼びます。
WCS、LCQともに対戦前にデッキリストを提出します。
提出のタイミングは、経験上プレイヤーズミーティング※だと思われます。
※大会前の説明会。もちろん、英語です。
デッキリストの紙は代表選手には事前に配布されますが、LCQ参加者は自分で用意する必要があります。
会場で手に入ると思いますが、事前に公式ページからダウンロードすることをお勧めします。
http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/about/tournaments-rules-and-resources/
言語は英語、かつ英語セット名で記入することをお勧めします。
セット名やカードナンバーは、翻訳の準備と同じく公式のカード検索で調べられます。
http://www.pokemon.com/us/pokemon-tcg/pokemon-cards/
プロモカードは載っていませんが、そのプロモが使えることを確認した手段(オークション、何かの画像など)で確認できるはずです。
それが確認できない方法で知ったなら(人に聞いた、など)、そのカードは使わない方が無難かもしれません。
日本語、日本語セット名でも受け付けてもらえる場合もあります。
しかし、確実とは言えません。
●対戦組合せの発表
対戦相手は、直前に組合せ票の掲示によって発表されます。
組合せ票のフォーマットは以下のようになっていて、ファーストネームのABC順に並びます。
「Table, Name(Won/Lost), Opponent(Won/Lost)」
Tableはテーブル番号で、対戦する場所を示します。
Nameは自分の名前、Opponentは対戦相手です。
自分と相手の勝敗状況もわかりますが、これは去年のスイスラウンドの場合なので、今年はDrawの表記も加わるかもしれません。
●対戦結果の記録
席に着くとテーブルに小さな紙が置かれていて、これが対戦記録用紙です。
うろ覚えですが、内容はこんな感じです。
「 名前 vs 名前 」
空白の場所にゲームの勝敗を書き込み、マッチの勝敗が決定したらサインをします。(イニシャルでOK)
1枚の紙に2人で書き込みます。
ゲームの終了ごとにスタッフを呼び、マッチが終わったらスタッフに紙を渡して終わりです。
たまに、ランダムデッキチェックが入ることがあるかもしれません。
対戦の話は第4週で終了し、前週は意識の違いについてお話ししました。
今週と最終週は、大会の対戦以外の部分や、現地で過ごす注意点をお伝えしていきます。
本日時点で代表選手の方には当日のスケジュールが届いているそうですが、私はまだ見ていないので反映していません。
テーマ連載の概要については、予告の記事を確認してください。
http://blog.livedoor.jp/ootsuki_mire/archives/52037719.html
いきなり国内の話ですが、昨年のバトルカーニバルは対戦が先着順だったため、早起き大会とも揶揄されました。
会場によっては朝7時から並んでもスタート時に対戦できないこともあり、対戦はもちろん体力的にも厳しい戦いでした。
今年のリザードンメガバトルは事前応募制で集合時間に会場へ行けばよく、改善が図られていました。
では、WCSはどうでしょうか?
実は、これもかなりタフな戦いになります。
WCS2013がどんなタイムスケジュールだったか、思い出してみましょう。
特に断りがない場合、マスターリーグの話です。
(マスターしか参加していないので、他のリーグは詳しくありません。)
まずDay1。LCQは9~10時に受付を行い、対戦開始は11~12時ごろです
その後Best of Three Matche(BO3)で8回戦を行い、すべて終わったのは23時ごろでした。
その間、1時間程度のお昼休憩はあったと思います。
続いてDay2、国内で権利を獲得した選手はここから参加です。
私は当事者ではないので記憶が曖昧ですが、8~9時くらいの集合だったと思います。
ここから30分1本勝負のスイスラウンドを8回戦行い、シングルエリミネーションに進む32人を決定しました。終了時間は18時過ぎだったと思います。
しかし、Day2はまだ終わりません。
そのままBO3のシングルエリミネーションを行い、TOP4まで決めてしまいます。
その場にいませんでしたが、すべての対戦が終わったのは25時過ぎだと聞いています。
ただし、ジュニアとシニアはシングルエリミネーションに進むのが16人ですから、対戦数は少なくなります。
スイスラウンドの対戦数も少ないのではないでしょうか。
Day2の対戦から解放されたのも、23時より前だったと思います。
Day3は1~2マッチするだけなので、拘束時間も集合時間も緩やかなものでしょう。
決勝戦がジュニア、シニア、マスターと別々に行われ、ステージとストリーミング放送で公開されます。
その時間を確保するために、Day2に大量の対戦を詰め込むのでしょう。
いかがでしょうか?
対戦の技量以外に、体力が必要だと思われたのではないでしょうか。
これは2013年の事例なので、2014はまた違ったものになると思います。
(スイスラウンドがBO3になりますし。)
余談ですが、時間の告知は比較的ルーズです。
大会の開催時刻は決まっていますが、対戦の開始時刻、大会の終了時刻は大きく告知されません。
せいぜい、休憩時間が何時までかアナウンスされるくらいです。紙での掲示はなかったと思います。
何回対戦をするのかも、当日アナウンスされました。
話の規模を少し落とします。
当日は様々な書類がありますので、それについて少し。
今回のメインは「体力的に大変」という点なので、記事としてはここで締めたいと思います。
次週最終回は、現地での生活についてです。
日本とアメリカ、習慣が違うのはもちろん、物理的にも意外と苦労します。
●デッキリスト
英語では、デッキレシピのことを「Deck List」と呼びます。
WCS、LCQともに対戦前にデッキリストを提出します。
提出のタイミングは、経験上プレイヤーズミーティング※だと思われます。
※大会前の説明会。もちろん、英語です。
デッキリストの紙は代表選手には事前に配布されますが、LCQ参加者は自分で用意する必要があります。
会場で手に入ると思いますが、事前に公式ページからダウンロードすることをお勧めします。
http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/about/tournaments-rules-and-resources/
言語は英語、かつ英語セット名で記入することをお勧めします。
セット名やカードナンバーは、翻訳の準備と同じく公式のカード検索で調べられます。
http://www.pokemon.com/us/pokemon-tcg/pokemon-cards/
プロモカードは載っていませんが、そのプロモが使えることを確認した手段(オークション、何かの画像など)で確認できるはずです。
それが確認できない方法で知ったなら(人に聞いた、など)、そのカードは使わない方が無難かもしれません。
日本語、日本語セット名でも受け付けてもらえる場合もあります。
しかし、確実とは言えません。
●対戦組合せの発表
対戦相手は、直前に組合せ票の掲示によって発表されます。
組合せ票のフォーマットは以下のようになっていて、ファーストネームのABC順に並びます。
「Table, Name(Won/Lost), Opponent(Won/Lost)」
Tableはテーブル番号で、対戦する場所を示します。
Nameは自分の名前、Opponentは対戦相手です。
自分と相手の勝敗状況もわかりますが、これは去年のスイスラウンドの場合なので、今年はDrawの表記も加わるかもしれません。
●対戦結果の記録
席に着くとテーブルに小さな紙が置かれていて、これが対戦記録用紙です。
うろ覚えですが、内容はこんな感じです。
「 名前 vs 名前 」
空白の場所にゲームの勝敗を書き込み、マッチの勝敗が決定したらサインをします。(イニシャルでOK)
1枚の紙に2人で書き込みます。
ゲームの終了ごとにスタッフを呼び、マッチが終わったらスタッフに紙を渡して終わりです。
たまに、ランダムデッキチェックが入ることがあるかもしれません。
コメント
そして、今日スケジュール等、届きました。
みらチャン杯、に出ますので、参加されるならば、
その時に、コピーして持って行きます。