コラム:デッキレシピ外レシピ第2弾 ミスを防ぐ
2013年7月16日 考察 コメント (6)以前書いた、デッキレシピでは表現できない戦術の第2弾です。
第1弾の内容を理解していることを前提にしているので、まだの方はお読みください。
http://blog.livedoor.jp/ootsuki_mire/archives/51966165.html
前回は絵柄をバラすことで、ゲーム中に取得できる情報が増える現象を主なテーマにしました。
あれは「ベストなプレイング」ができている時に有利になる事柄です。
今回のテーマは「ミスの防止」です。
今春のバトルカーニバルで、こんなことがありました。
状況:相手のバトル場はルギアEX。サイドを先行されているが、相手のデッキ構成から推測すると「白銀の鏡付きミカルゲPt4」を用意できれば、相当なターン数を耐えられると予想される。
ここで、ふたごちゃんを使って山札から白銀の鏡を引いてきました。
ところが、実際に使おうとしたら手札にあったのは退化スプレーでした。
どちらも青っぽい絵柄のグッズなので、焦りも相まって見間違えました。
これ自体は「ちゃんと確認しなさい」の一言で済む、救いようのないプレイミスです。その点を言い訳するつもりはありません。
ただし、防ぐ方法もあるのです。
白銀の鏡にはミラー仕様のプロモがあります。
デッキに入れる白銀の鏡をこちらにしていれば、「似てるから」という理由で間違えることは少なくなるでしょう。
この類のミスは重要な試合では度々起こることです。
私はデッキのエネルギーにジムチャレプロモのキラエネルギー(後期版)を使うことが多いのですが、
この悪エネルギーと闘エネルギーお角度によってはとても似通って見えます。
バトルカーニバル2012☆オータムの、札幌大会3位決定戦でやらかしました。
ダークライEXランドロスEXのデッキを使っていましたが、この2枚を見間違えて山から引いてくる、というミスをしています。
他の人からもこの悪と闘の見間違いをしたという話を聞いているので、案外多いのかもしれません。
さて、実例が少し長くなりましたが重要なのは、
カードの絵柄や光り方で、自分用のマーキングができる
ということです。
上の例はややカッコ悪いですが、しかし実際に起こると致命的です。
多少の工夫で避けられるなら、それに越したことはありません。
人はミスをする生き物です。現実の世界でも、ミス防止の工夫は色々と試みられています。
例えば信号。それぞれの意味に赤黄青の原色割り当てて見間違えを防ぎ、しかも一番重要な赤を一番目立つ右側に配置することで、見逃しを防止しています。
また、カードの仕様の選び方に自分なりのルールを設けておくこともできます。
DPtの時代は今よりも1枚積みのカードを採用することが多い傾向にありましたが、そうするとサイド落ちを確認するカードが10枚以上なんてこともざらにありました。
必要があるカードを全て覚えていれば良いですが、対戦中にド忘れすることもありえます。
なので私は、「1積みのカードはなるべくキラを使う」というルールを作っていました。
もちろん可能な限りですが、プロモ版にキラが存在するカードや、LEGENDのミラーを活用することでそこそこの割合でキラにすることができました。
普通は複数入れるけど今回は1枚だけ、というカードには特に有効でした。
今回はミス防止の観点から、カードの絵柄や仕様の違いを活用することを考えました。
前回と違って論理で導ける物ではないため、自分の例による話ばかりで分かり難かったと思います。
しかもアホな話を引っぱり出しているので、とっても格好悪いことこの上なく。
ただし、起こってしまった以上は重要な事だと思っています。
繰り返さないための対策が「注意してプレイする」では、具体的にどうするのかが見えません。
その具体化策として、こういった方法をとっても良いと思うのです。
ちなみに、WCSでは日本人選手は英語版と日本語版を使うことができます。
それに対して、アメリカ人は英語版しか使うことができません。
このデッキレシピ外レシピの観点からみると、日本人はアメリカ人よりも優位に立っているといえます。
第1弾の内容を理解していることを前提にしているので、まだの方はお読みください。
http://blog.livedoor.jp/ootsuki_mire/archives/51966165.html
前回は絵柄をバラすことで、ゲーム中に取得できる情報が増える現象を主なテーマにしました。
あれは「ベストなプレイング」ができている時に有利になる事柄です。
今回のテーマは「ミスの防止」です。
今春のバトルカーニバルで、こんなことがありました。
状況:相手のバトル場はルギアEX。サイドを先行されているが、相手のデッキ構成から推測すると「白銀の鏡付きミカルゲPt4」を用意できれば、相当なターン数を耐えられると予想される。
ここで、ふたごちゃんを使って山札から白銀の鏡を引いてきました。
ところが、実際に使おうとしたら手札にあったのは退化スプレーでした。
どちらも青っぽい絵柄のグッズなので、焦りも相まって見間違えました。
これ自体は「ちゃんと確認しなさい」の一言で済む、救いようのないプレイミスです。その点を言い訳するつもりはありません。
ただし、防ぐ方法もあるのです。
白銀の鏡にはミラー仕様のプロモがあります。
デッキに入れる白銀の鏡をこちらにしていれば、「似てるから」という理由で間違えることは少なくなるでしょう。
この類のミスは重要な試合では度々起こることです。
私はデッキのエネルギーにジムチャレプロモのキラエネルギー(後期版)を使うことが多いのですが、
この悪エネルギーと闘エネルギーお角度によってはとても似通って見えます。
バトルカーニバル2012☆オータムの、札幌大会3位決定戦でやらかしました。
ダークライEXランドロスEXのデッキを使っていましたが、この2枚を見間違えて山から引いてくる、というミスをしています。
他の人からもこの悪と闘の見間違いをしたという話を聞いているので、案外多いのかもしれません。
さて、実例が少し長くなりましたが重要なのは、
カードの絵柄や光り方で、自分用のマーキングができる
ということです。
上の例はややカッコ悪いですが、しかし実際に起こると致命的です。
多少の工夫で避けられるなら、それに越したことはありません。
人はミスをする生き物です。現実の世界でも、ミス防止の工夫は色々と試みられています。
例えば信号。それぞれの意味に赤黄青の原色割り当てて見間違えを防ぎ、しかも一番重要な赤を一番目立つ右側に配置することで、見逃しを防止しています。
また、カードの仕様の選び方に自分なりのルールを設けておくこともできます。
DPtの時代は今よりも1枚積みのカードを採用することが多い傾向にありましたが、そうするとサイド落ちを確認するカードが10枚以上なんてこともざらにありました。
必要があるカードを全て覚えていれば良いですが、対戦中にド忘れすることもありえます。
なので私は、「1積みのカードはなるべくキラを使う」というルールを作っていました。
もちろん可能な限りですが、プロモ版にキラが存在するカードや、LEGENDのミラーを活用することでそこそこの割合でキラにすることができました。
普通は複数入れるけど今回は1枚だけ、というカードには特に有効でした。
今回はミス防止の観点から、カードの絵柄や仕様の違いを活用することを考えました。
前回と違って論理で導ける物ではないため、自分の例による話ばかりで分かり難かったと思います。
しかもアホな話を引っぱり出しているので、とっても格好悪いことこの上なく。
ただし、起こってしまった以上は重要な事だと思っています。
繰り返さないための対策が「注意してプレイする」では、具体的にどうするのかが見えません。
その具体化策として、こういった方法をとっても良いと思うのです。
ちなみに、WCSでは日本人選手は英語版と日本語版を使うことができます。
それに対して、アメリカ人は英語版しか使うことができません。
このデッキレシピ外レシピの観点からみると、日本人はアメリカ人よりも優位に立っているといえます。
コメント
例えば、エネ転・つけかえ・入れ替え、などなど。
それを防ぐため、Dp・Legendのカードを採用しています。
ピン挿しにキラカード採用は、良い案なので試させて頂きます。
恥ずかしながら考えたことなかったです。
性格的に絵柄を揃えたくなってしまうもので、サポートなんかも極力合わせてしまってます。
うむー、この性格との戦いですね...
意識しとくだけでも違うかも。
ラストの一行は目から鱗でした。
第1弾の記事の内容にそういう考え方もあるのかと衝撃を受けました。
私が実践できそうなのはこちらの第2弾のほうです。
相手に使われて気を付けないといけないテラキオン(SR)とテラキオンEX(SR)みたいなのもありますね。
>トムリンさん
イラストが複数あるカードだと、間違い難くできて良いですよね。
1枚差しをキラに、はあくまで一例なので、他のサインに使うのも良いと思います。
>ボヤッキーさん
私も基本的に同じ種類のカードは同じイラストにしています。
気持ち悪いし、目が疲れるからというのもあります。
同じ絵柄であれば判別がしやすいので、よほどの事情がなければその方が良いんじゃないでしょうか。
>にもさん
毎回テキストを読むわけにもいかないし、ほとんどの人はイラストで判別ですよね。
もっとも、極たまにテキストの暗記間違いで痛い目に会います。 : (
>六輝さん
なるほど、同じ色のポケモンもSRとそうでないので分ければ、ぱっと見で判断しやすくなりますね。
全プレイヤー公平であるべき公式大会ですが、細かいところを見ていくと小さな不公平が見えてくることがあります。
ルールの不備ではありますが、遠慮なく活用してしまいましょう。: )
>カネシンさん
はじめまして。
私も普段気をつけるのはこちらの記事の方ですね。
第1弾の方は、極端に山を見る回数が少ないデッキでするくらいです。なにせ、疲れるので。(笑
SRテラキオンの被害報告はちょくちょく聞こえてきますね。