プラズマゲイル発売前のかなり早い時期から公表され、一部のデッキに引退勧告をしたプラズマスチールのギギギアルのデッキを組んでみました。
ただし、今回は動きを知るためのテストデッキという位置付け。勝てるデッキに勝ち、勝てないデッキは諦めるという極端なポリシーの上に存在しています。
なので大会で使って勝ち抜けるようになっていませんが、このタイプのデッキを知るには良いサンプルになると思います。


4ギアル(BW4 逃げコスト3)
3ギギアル(BW4 逃げコスト3)
4ギギギアル(BW7 2枚、BW1 2枚)
2コバルオン EX
2ケルディオ EX
1コバルオン(BW2)
3アララギ博士
3N
3ベル
3アクロマ
3フウロ
3ヘビーボール
1ハイパーボール
1ポケモン通信
3ふしぎなアメ
3ポケモンいれかえ
1スクランブルスイッチ
3ポケモンキャッチャー
2まんたんのくすり
7鋼エネルギー
4ブレンドエネルギー水雷闘鋼
1プリズムエネルギー


●コンセプト
プラズマスチールで相手の行動パターンを制限して勝利する。
どちらかと言えばソフトロックの範疇に入るデッキです。
ただしロックの対象が限られるため、環境中にその相手が少なければ、ただの無力なデッキです。

●動かし方
まずは全力でプラズマスチールを育てに掛かります。それをしなければこのデッキに価値がありませんし、それをして勝てない相手にはそもそも勝てません。
攻撃は二の次、ギアチェンジも余裕があったら。プラズマスチールのデッキなので、まずはそのことだけ考えましょう。

●ポケモン
場にプラズマスチールとギアチェンジが揃わないと動きが鈍いので、ギギギアルは最大に近い枚数が投入されています。
本来ならギアチェンジなしで動けるのがベストですが、エネルギーサポートなしで動ける鋼ポケモンが貧弱なため、仕方なく採用しています。
メインアタッカーはコバルオンEX。こいつが強いというより、実用圏内の(耐久の高い)鋼ポケモンがこいつしかいないのが実情です。
サブアタッカーはケルディオEX。弱点補完はもちろんですが、一応現実的な範囲で90ダメージを出せる事と、ギギギアルがバトル場に孤立する事を防いでくれる事からの採用です。

●ドロー関係
ドロー補助ポケモンはなし。よって、サポーターを多めに入れるしかありません。
回し方に書いたようにまずはギギギアルを育てることが最優先なので、進化ラインすべてをサーチできるヘビーボールは重宝します。

●ポケモンいれかえ、スクランブルスイッチ
ギギギアルがバトル場に孤立して倒されるのはまずいですし、アタッカーへの交代のためにもポケモンいれかえは欠かせません。
「ギアチェンジがあるのにスクランブルスイッチは過剰」と思われるかもしれませんが、私に言わせればギアチェンジがあるからこそ採用しました。
ギアチェンジを使うならデッキ全体がどうしてもそれ前提になりますが、ギアチェンジを常に場にキープするのは(特に序盤と終盤では)困難です。
ギアチェンジできない状態でも疑似的にギアチェンジの効果を発揮する、そうやって最低限のデッキの動きを確保します。


●課題
・エネルギーが枯渇する
エネルギーの加速手段がないため、攻撃は受けないけど攻撃できない、という事態によく陥ります。
攻撃を受けないならまだしも、相手がEXデッキでない場合は負け確実です。

・出力不足
制限が厳しいケルディオEXを除けば、安定的に出せるダメージはコバルオンEXの100が最高値です。
先述のエネルギー不足と相まって、普通のデッキなら倒せるポケモンを倒せなくてピンチになるパターンがよくあります。

・プラズマスチールは2回まで
ビクティニ(Vジェネレート)等で突発的にギギギアルを2体倒されてしまうと、それ以降復帰ができずにEXに力押しされます。
すごいつりざおも考えましたが、そんなにうまく動くわけもなく、BW1ギギギアルを削ることは真面目に検討するべきかもしれません。

コメント

トムリン
2012年9月30日9:44

エネ・グッズ・ギギギラインが、私とほぼ一緒でした。

「しんかのきせき」は、ダメージを与えられないから不要という考えですが、同じでしょうか?

みれ
2012年9月30日22:21

大体そんな感じです。
しんかのきせきが一番有効に働くのはダークライEXとトルネロスEXを相手にした時ですが、このデッキだとそれらには強いので必要性が薄いんですよね。

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